
元魏漢訳ヴァスバンドゥ釈経論群の研究 単行本 – 2013/3/8
大乗経典註釈家としてのヴァスバンドゥに焦点を当てた初めての書。あわせて<ヴァスバンドゥ二人説>が成り立たないことを論証する。漢・梵・蔵テキストの間を自在に行き来し丁寧に読み込みつつ積み重ねた、インド仏教思想史の空白を埋める著者渾身の成果!
唯識学者ヴァスバンドゥ(世親、天親)の大乗経典註釈家としてのもう一つの顔を明らかにし、あわせて、
フラウヴァルナーErich Frauwallner, 1898~1974の〈ヴァスバンドゥ二人説〉の不成立
を主張する。
大竹 晋
1974年、岐阜県生まれ。筑波大学卒。博士(文学)。現在、花園大学非常勤講師、佛教大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1974年、岐阜県生まれ。筑波大学卒。博士(文学)。現在、花園大学非常勤講師、佛教大学非常勤講師。〔著書〕『唯識説を中心とした初期華厳教学の研究』(大蔵出版)。〔訳書〕新国訳大蔵経・インド撰述部『十地経論 I・II』、『大宝積経論』、『能断金剛般若波羅蜜多経論釈 他』、『法華経論・無量寿経論 他』(以上、大蔵出版)。
- 単行本: 512ページ
- 出版社: 大蔵出版; 初版 (2013/3/8)
- 言語: 日本語
- ISBN-10: 480430584X
- ISBN-13: 978-4804305844
- 発売日: 2013/3/8
- 商品パッケージの寸法: 3.3 x 15.5 x 21.6 cm