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kleśaとanuśaya(西村 実則 ニシムラ ミノリ nishimura minori)

VIS VITALIS 2016. 7. 26. 19:16

Kleśa (sanskrit क्लेश, also klesha ) is a term from Indian philosophy and yoga, meaning a "poison". The third śloka of the second chapter of Patañjali's Yogasūtra explicitly identifies Five Poisons (Sanskrit: pañcakleśā): अविद्यास्मितारागद्वेषाभिनिवेशाः पञ्च क्लेशाः॥३॥


Kleshas (Sanskrit: kleśa; Pali: kilesa; Standard Tibetan: nyon mongs,) 


anuśaya 

(Skt.; Pāli, anusaya).‘Outflows’, or latent negative tendencies that lie dormant in the mind. Seven are recognized in early Buddhist ...


anuśaya


QUICK REFERENCE

(Skt., anuśaya).

In Buddhism a latent tendency or disposition towards vice. According to Buddhist psychology these dispositions are carried over to the next life and exist even in the newly born infant.

[...]



https://www.jstage.jst.go.jp/article/ibk1952/23/1/23_1_150/_pdf


https://www.jstage.jst.go.jp/article/ibk1952/23/1/23_1_150/_article/-char/ja/


 ニシムラ ミノリ   nishimura minori
  西村 実則 
   所属  仏教学部 仏教学科
   職種  特任教授
■ 学歴
1.1966/04~1970/03大正大学 仏教学部 文学士
2.1970/04~1973/03大正大学 文学研究科 文学修士
3.1973/03~1976/03大正大学 文学研究科
4.1980/05~1982/03西ドイツ・ゲッティンゲン大学 インド学専攻
5.2002/11/30
(学位取得)
大正大学 博士(仏教学)(乙59号)
■ 職歴
1.1976/04~1980/03大正大学 綜合仏教研究所 研究員
2.1982/04~1984/03大正大学 綜合仏教研究所 特別研究員
3.1984/04~1999/03大正大学 仏教学部 仏教学科 非常勤講師
4.1999/04~2002/03大正大学 人間学部 仏教学科 特任助教授
5.2002/04~2004/03大正大学 人間学部 仏教学科 助教授
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■ 受賞学術賞
1.1984/03研究論文賞(大正大学綜合仏教研究所)
2.2003/05浄土宗学術賞
■ 所属学会
1.1974/05~日本印度学仏教学会会員
2.1975/05~日本仏教学会会員
3.1977/10~日本宗教学会会員
4.1978/04~日本西蔵(チベット)学会会員
5.1980/10比較思想学会会員
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■ 著書・論文歴
1.著書 『ブッダの冠―仏・菩薩の持ち物<考>―』 (単著) 2013/06
2.著書 『修行僧の持ち物の歴史』 (単著) 2012/12
3.著書 『荻原雲来と渡辺海旭―ドイツ・インド学と近代日本』 (単著) 2012/04
4.著書 アビダルマ教学 -倶舎論の煩悩論- (単著) 2002/03
5.著書 仏教漢梵大辞典 (共著) 1997/01
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■ 社会における活動
1.1997/04~1998/03港区立御田小学校PTA副会長
2.1998/04~2000/03(港区)芝仏教会理事
3.1998/04~1999/03港区立御田小学校PTA相談役
4.1999/04~大法輪石原奨学金選考委員

kleśaとanuśaya(西村 実則   ニシムラ ミノリ   nishimura minori)

kleśaとanuśaya(西村)


kleśaとanuśaya


西村実則


有部アビダルマのつた綱要書なる倶舎論において煩悩

品名anusaya-nirdesa-kosasthana(随眠品)である煩悩

という一般的klrsaいるがでは一体klrsaanusaya関係倶舎論ではいかにつたのであろうか

klesaはくklis(ますしむ)よりanusayaanu-si

(-わる)よりられ新旧訳ともに煩悩とされ

anusaya随眠されるこのkiesaときanusayaとも

解脱最後までわせるきのあるものをいうなお

教以外ではanusaya残余後悔解約としてまたklesaもかく

でなくしめること苦行とされている

さてこのつはすでに仏教最初期のスッタニパータ(14, 369,

571)ダンマパダ(338)テーラガーター(839)におの

おの別個かれしかもこの二語用例意外なく使

けの区別明確でないそこにはわすのはlilesaであり

あるいはanusayaであると々の煩悩としていられるのみ

であるそれがアビダルマ論書において別個かれていた

数多くの煩悩つであつたklesaanusaya暴流

蓋等代表して煩悩とみなされたものの総称概念として

いられるようになつたこのうちklesa統山名としたのは大煩

悩地(klesa-mahabhumika)小煩悩地(paritta-kl)

界身足論めてかれ統一名としたのは品類

足論以後まとめられた六随眠(sad-anusaya)びこれを細別

した九十八随眠説であるところが小煩悩地法五位説

六随眠説煩悩論というようになる立場から整理されたと

えられるため両者なる煩悩分類をしているこの両者

する煩悩無明のみであるが大煩悩地法六随眠説ともに根本

煩悩めたとえられるのでその分類名つた意義があるの

であろうかそこでこのklesaanusaya関係位置づけたの

世親倶舎論であるこの倶舎論においてまず有部klesa

anusaya同一とみなすその論証くである

ノニ

これはアーガマが因二別意趣(abhayika)であるがアビ

ルニ

ダルマでは依二実相(laksanika)であるからklesaanusay

しいとするのであるこのlaksanikaについて倶舎論註釈

者称友ただ(laksanika)最勝なることより(pradhana)

またにより明示されるとしているさらに安慧満増はいう

実相としてとは随眠言葉貧等煩悩(non mons pa)にお

いてくものでそれらは微細(phea ba)二種

随増(ksanika)であつて以上随増した随眠

であるが(sthiramti, peking, 1483.

このlaksanikaによる主張はアーガマと峻別するためであろう

有部倶舎論契経をも自説典拠としているのであるしか

-150-

ここに提示された微細」「随逐」「随縛」「随増品類足論

婆沙論倶舎論順正理論入阿毘達磨論さらにアビダルマディ

ーパにられ有部anusaya語義解釈そのものである

まず微細(anu)とは随眠極小なる行相(suksma-pracara)

をさし随逐(anusaya)心所倶生こす(prati)

ぶことをまた随縛(anubabdha)加行(proayoga)なく

つくことをいうさらに随増(anusaya anubabdha)対象により

所縁(anubabdh)随増煩悩法心心所法相応(samprayoga随増のことをいうのである

この有部つの解釈はすべてaunproayoga(極微)

におけるaunとの文辞(nirukti)むとともにうとい

強調煩悩実際われ活動することをすが

在的可能力(sakti)としての説明はみられないそれは有部随眠

心不相応(viprayukta)でなく心相応(samprayukta)である

としさらに衆賢順正理論

ニハダクリトノヲゾソヤズシテニテニエルコトヲトバク

経但説下有二随眠一言加寧知下非二爾時一於二余時幽方有加有謂有

ナリレノナリ

是現有義(大正二九五九八)

過去未来にある法以外実体があるでなければなら

ないとした理論によるのであろうこのような有部説世親

経部(sautramtika)支持した

まず冠縁という概念がありそれのつている(prasupta)場合hetuとしてのanusayaであり心相応でも心不相

でもないとし一方心われ(prabuddha)ます場合

phalaとしての(prayavasthana)であるとしたのであるこの

うちanusayaについて称友はいう

すなわち有部anusayaklesaprayavasthanaつねシ

ノニムであり積子部心不相応行法(prapti)また経部

可能力(sakti)たる種子(bija)anusayaとしたのである

そしてこの経部のいうanusayaへの傾向

であり世親支持するであるこの唯識派におい

無意識的活動主体なるアーラヤ識成立への基礎となつたと

られるのである

しからばかくの世親解釈しつつも倶舎論全体において

klesanusaya用法上区別徹底しているかというとかく

それは第三章世間品において

第五章随眠品名碧誌醸でなくklesa-nirdesaとしまた

随眠晶において

にき長行釈ではえていること

さらに表面われた煩悩分類煩悩地法潜在的

煩悩のそれが六随眠説世親がそれぞれの統一名区別したと

いためである以上によりklesaanusaya倶舎論におい

漠然煩悩一般または煩悩分類名としていられさらに

について部派間伺異論があったことが判明するであろう